S&P500が7800突破で史上最高値更新、米PPI鈍化が追い風
7月の米卸売物価指数(PPI)が前年比+4.7%と6月の+5.5%から鈍化し、市場予想もやや下回った。FRBの追加利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に幅広く買いが入った。S&P500は初めて7800台に乗せ、NASDAQも+0.8%と堅調。
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米PPI鈍化を好感しS&P500が史上最高値を更新、原油急落も追い風に。日経平均は前日比+1338円の大幅続伸。
米株高・米金利低下の流れを受け、14日の東京市場は大幅続伸でスタートし一時6万9500円台まで上昇している。半導体・AI関連銘柄が引き続き物色の中心となりやすい。ただし円安が159円台半ばで膠着しており、為替面からの追加の押し上げ効果は限定的か。
8月13日の米国市場は主要3指数がそろって上昇し、S&P500は初めて7800台に到達して史上最高値を更新した。最大の材料は7月の米卸売物価指数(PPI)が前年比+4.7%と市場予想を下回ったことで、インフレ鈍化の流れが改めて確認された形だ。FRBによる追加利上げへの警戒感が和らぎ、ハイテク・半導体セクターを中心にリスクオンの買いが広がった。
一方、原油市場では米国の週間在庫統計が予想外の大幅増加(+1742万バレル)を示し、WTIは2%超の下落。OPECやIEAが相次いで需要見通しを引き下げていることも重なり、エネルギーセクターには逆風が続く。ただし原油安は消費者物価の抑制要因でもあり、株式市場にとってはプラス材料として作用した。
東京市場では前日の日経平均が+784円と大幅続伸し、14日も寄り付きから1200円超の上昇で6万9000円台に乗せた。米インフレ鈍化→米金利低下という好循環がグローバルなリスク選好を支えており、特にAI・半導体関連への資金流入が顕著だ。今後は本日発表の米小売売上高や新規失業保険申請件数が、景気の底堅さを確認できるかが焦点となる。