消費者心理の悪化と小売不振で米株反落、S&P 500は最高値更新翌日に失速
S&P 500は前日に初めて7,800台に乗せ最高値を更新したが、14日はミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の悪化と、7月小売売上高の大幅減(1年超ぶりの落ち込み)が嫌気され小幅反落。ただし週間ベースでは3週連続の上昇を維持しており、基調は崩れていない。なおRedditがS&P 500への新規採用を発表し10%超の急騰を見せた。
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米主要3指数は小幅反落、消費者信頼感の悪化と小売売上の大幅減が重荷。一方、金・原油は地政学リスクとインフレ鈍化期待で上昇。
S&P 500は前日に初めて7,800台に乗せ最高値を更新したが、14日はミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の悪化と、7月小売売上高の大幅減(1年超ぶりの落ち込み)が嫌気され小幅反落。ただし週間ベースでは3週連続の上昇を維持しており、基調は崩れていない。なおRedditがS&P 500への新規採用を発表し10%超の急騰を見せた。
元記事を見る →金先物は前日比+1.6%の4,432ドルと大幅続伸。CPI鈍化を受けたFRB利上げ観測の後退に加え、中央銀行の継続的な買い入れが支援材料。WTI原油も+1.3%の82.29ドル。米国がイラン港湾の無期限封鎖を示唆し、UAEがホルムズ海峡でのイランによるADNOC船舶攻撃を報告するなど、中東の地政学リスクが原油価格を押し上げた。
元記事を見る →日経平均先物(CME)は68,713円と堅調を維持。14日の東京市場は米PPI鈍化を好感し4日続伸・一時1,000円超高となったが、週末の米株反落と消費指標の弱さがやや重荷となる可能性がある。ただしドル円が159円台で安定しており、半導体・AI関連株への追い風は継続。原油高による輸入コスト増が意識されるものの、金利低下期待が下支えとなり、週明けの東京市場は底堅い展開が見込まれる。
8月14日の米国市場は主要3指数がそろって小幅反落した。前日にS&P 500が初の7,800台乗せで最高値を更新した反動に加え、ミシガン大学消費者信頼感指数(8月速報値)が市場予想を下回り、インフレへの懸念から消費者心理が悪化したことが売り材料となった。7月の小売売上高も1年超ぶりの大幅減となり、個人消費の減速懸念が意識された。
一方、コモディティ市場では金と原油がともに上昇。金は7月CPIの鈍化を受けてFRBの追加利上げ観測が後退したことで買いが集まり、4,430ドル台まで上昇した。原油はホルムズ海峡を巡る米イラン間の緊張激化が材料。米国がイラン港湾の無期限封鎖を示唆し、UAEがイランによる自国石油タンカーへの攻撃を報告したことで供給懸念が強まり、WTIは82ドル台に乗せた。
日経平均は14日に4日続伸し、米PPIの鈍化や半導体関連銘柄の上昇を追い風に一時1,000円超の上昇を記録。週明けの東京市場は米株の反落が上値を抑える可能性があるものの、為替の安定と金利低下期待が下支えとなり、底堅い展開が予想される。