世界的な金利上昇が株式市場を圧迫、半導体セクターに売り集中
米30年債利回りが19年ぶりの高水準を記録し、日本の10年債利回りも30年ぶりの高さに達するなど、世界的な長期金利上昇が株式市場を直撃した。NASDAQは-1.3%と大幅安。Western Digital(-7%)、Sandisk(-9%)、Marvell(-9%)、Seagate(-8%)など半導体・ストレージ関連銘柄が特に大きく売られた。
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世界的な長期金利上昇と半導体株の売りが重なり、米主要3指数が揃って下落。NASDAQは-1.3%と大幅安。
米30年債利回りが19年ぶりの高水準を記録し、日本の10年債利回りも30年ぶりの高さに達するなど、世界的な長期金利上昇が株式市場を直撃した。NASDAQは-1.3%と大幅安。Western Digital(-7%)、Sandisk(-9%)、Marvell(-9%)、Seagate(-8%)など半導体・ストレージ関連銘柄が特に大きく売られた。
元記事を見る →米国がイランのタンカー輸出に対する長期的な封鎖を示唆したことで、エネルギー価格が上昇。インフレ長期化への懸念が長期金利の上昇をさらに後押しする形となった。WTI原油は終値ベースでは84.14ドルと小幅安で着地したが、日中は上値を試す場面があった。
元記事を見る →8月18日の東京市場は日経平均が1,759円安の67,460円と6営業日ぶりに大幅反落しており、世界的な金利上昇の影響を既に織り込みつつある。19日の東京市場は米国株安を受けて軟調な展開が予想されるが、前日の大幅安で売り圧力は一定程度消化された可能性もある。FOMC議事要旨の内容次第では、為替・金利の動きを通じて翌営業日以降にさらなる影響が出る展開も想定される。
8月18日の米国市場は主要3指数が揃って下落した。S&P 500は-0.67%、NASDAQは-1.31%、NYダウは-0.21%。世界的な長期金利の上昇が最大の重しとなった。米30年債利回りは19年ぶりの高水準を更新し、日本の10年債利回りも30年ぶりの水準に到達。ドイツの30年債利回りも2011年以来の高さとなるなど、債券市場の動揺がグローバルに広がった。
テクノロジーセクターでは半導体・ストレージ関連が特に大きく売り込まれ、NASDAQの下落幅を押し広げた。Western Digital、Sandisk、Marvell、Seagateなどが7〜9%の下落を記録している。バリュエーションの高いグロース株に対して、金利上昇による割引率の上昇が意識された形だ。
エネルギー面では、米国によるイラン産原油の輸出封鎖強化の報道がインフレ長期化への警戒感を高めた。WTI原油は終値84.14ドルと小幅安だったものの、供給リスクは引き続き意識されている。金は4,400ドル近辺で小動き。為替はドル円が159.63円とほぼ横ばいで、金利差拡大と円安圧力が均衡した状態が続いている。
19日はFOMC議事要旨(7月28-29日会合分)の公表が予定されており、FRBの利下げ議論の進捗や金利見通しに対するヒントが注目される。