PreMarket JP

証券マンの朝は、ここから。

← トップに戻る
2026年8月27日(木)

プレマーケットブリーフ 2026-08-27

米市場はエヌビディア決算を控え主要3指数が小動き。原油はホルムズ海峡の緊張緩和観測で3日続落し、東京市場は決算結果を織り込む展開に。

マーケット概況

SPX▼
7,676.31
S&P 500
-0.9700 (-0.01%)
IXIC▼
26,136.18
NASDAQ総合
-15.12 (-0.06%)
DJI▼
53,464.08
NYダウ
-113.32 (-0.21%)
NKD▲
66,262.16
日経平均
+734.07 (+1.12%)
USDJPY▲
159.35
USD/JPY
+0.1200 (+0.08%)
EURUSD▼
1.1656
EUR/USD
-0.0019 (-0.16%)
CL▼
81.94
WTI原油
-0.4200 (-0.51%)
GC▲
4,649.00
金(ゴールド)
+10.90 (+0.24%)

注目ニュース

米国株★★★

エヌビディア決算待ちで主要3指数は方向感を欠く、半導体に持ち高調整

8月26日の米国市場は、引け後に予定されたエヌビディアのFY27第2四半期決算を前に様子見が優勢となり、S&P500はほぼ変わらず、ダウとナスダック総合は小幅安で終えた。市場予想は売上高920億ドル前後・EPS2.09ドル、会社ガイダンスは910億ドル±2%で、焦点は着地よりも第3四半期見通しに置かれていた。エヌビディア株は決算発表前に長期の下落局面を挟んでおり、指数寄与度の大きい銘柄への持ち高調整が半導体セクター全体の重しとなった。

元記事を見る →
コモディティ★★☆

ホルムズ海峡の緊張緩和観測でWTIは3日続落、81ドル台へ

WTI原油は3営業日続落し81ドル台まで水準を切り下げた。イランとオマーンがホルムズ海峡に暫定的な共同海上回廊を設ける案を協議したと伝わったこと、米国の対イラン制裁が事前警戒よりも限定的だったことが、地政学リスクプレミアムの巻き戻しにつながった。ただし海峡のタンカー通航は依然として細っており、需給の実態が正常化したわけではない点には留意が必要となる。

元記事を見る →

経済指標・決算カレンダー

08:30 ET
新規失業保険申請件数(週次)
前回: 20.6万件
08:30 ET
卸売在庫(7月・速報)
10:00 ET
【28日】ウォーシュFRB議長 講演(議長就任後初のジャクソンホール基調講演)

🇯🇵 日本市場への影響予想

東京市場は8月26日に6万6262円で続伸して引けており、27日はエヌビディア決算の結果を寄り付きから織り込む展開になる。 指数寄与度の大きい半導体関連(東京エレクトロン、アドバンテストなど)の値動き次第で日経平均が数百円単位で振れる可能性があり、 ギャップスタート後の追随買いが続くかどうかが焦点となる。ドル円は159円台半ばの円安水準にあり輸出関連には追い風だが、 原油下落は資源関連にはマイナス、輸送・素材にはコスト面のプラスとセクター間の綱引きになりやすい。

⚠️ 要注意トピック

  • •エヌビディア決算に対する半導体セクターの持続力(決算当日だけの反応で終わるか)
  • •ジャクソンホール会議とウォーシュFRB議長の初講演(28日)——9月FOMCへの地ならし
  • •ホルムズ海峡をめぐる交渉の進展と、原油のリスクプレミアム剥落がどこまで続くか
  • •ドル円159円台での日本当局の姿勢と、円安が輸入物価に与える影響

概況

8月26日の米国市場は、引け後に控えたエヌビディアの決算を前に動きにくい一日となった。S&P500は7676.31とほぼ横ばい、ナスダック総合は小幅安、ダウは113ドル安と、いずれも方向感を欠く展開である。AI関連の設備投資サイクルが依然として相場全体の駆動力になっている以上、単一銘柄の四半期見通しが指数の行方を左右する構図は変わっておらず、その結果が出るまでポジションを傾けにくいという投資家心理がそのまま値動きに表れた格好だ。

一方で、商品市況ははっきりとした方向を示した。WTI原油は3営業日続落して81.94ドル。イランとオマーンによるホルムズ海峡の暫定共同海上回廊をめぐる協議報道と、想定より限定的だった対イラン制裁が重なり、夏場に積み上がった地政学プレミアムが剥落した。もっとも海峡の通航量は正常化しておらず、需給の緩みではなくリスク織り込みの後退が主因である点は区別して見る必要がある。金が4649ドルと堅調を維持しているのも、地政学の完全な収束を市場が織り込んでいないことの傍証と言える。

為替はドル円が159.35円と円安方向にじりじりと水準を切り上げ、ユーロドルは1.1656ドルへ小幅下落した。ドル全面高というより、金利先高観の後退を巡る綱引きが続いている状況である。27日から始まるジャクソンホール会議、とりわけ28日に予定されるウォーシュFRB議長の就任後初の基調講演は、9月FOMCを3週間後に控えたタイミングであり、週後半にかけての最大の変動要因となる。

← トップに戻る