エヌビディアの来期7割成長見通しがAI相場の不安を打ち消す
エヌビディアが次期通期で約70%の増収を見込むと示したことで同社株は9%近く上昇し、「AIバブル崩壊」を警戒していた資金が半導体・AIインフラ関連に戻った。セールスフォースとクラウドストライクの堅調な見通しも重なり、ソフトウェア関連ETFは6%台の急騰。指数の中身を見ると、ナスダック総合が1.55%高に対しNYダウは0.19%高にとどまっており、上昇はAI関連に極端に偏っている。
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エヌビディアの強気ガイダンスとソフトウェア決算を受けてナスダックが急伸、AI相場が息を吹き返す一方、金は利上げ観測の後退を映して高値圏を維持。
エヌビディアが次期通期で約70%の増収を見込むと示したことで同社株は9%近く上昇し、「AIバブル崩壊」を警戒していた資金が半導体・AIインフラ関連に戻った。セールスフォースとクラウドストライクの堅調な見通しも重なり、ソフトウェア関連ETFは6%台の急騰。指数の中身を見ると、ナスダック総合が1.55%高に対しNYダウは0.19%高にとどまっており、上昇はAI関連に極端に偏っている。
元記事を見る →金は1.43%高の4,663.8ドルと高値圏を維持した。7月の雇用・物価指標が軒並み市場予想を下回ったことで9月の利上げ確率が3割台まで低下しており、実質金利の先高観が薄れたことが買い材料となっている。加えて第2四半期の中央銀行による買い越しが四半期ベースで過去最高水準だったことも、押し目が浅い理由として意識されている。
元記事を見る →米国市場がAI関連中心に大きく戻したうえ、ドル円が159円台半ばまで円安方向に振れているため、28日の東京市場は半導体製造装置・電子部品を中心に買い先行のスタートになりやすい地合いです。 ただし26日のエヌビディア決算直後、日本時間の夜間先物はいったん売られる場面もあり、日本株は米ハイテクの上昇を素直に全部は織り込んでいません。その分だけ寄り付き後の伸びしろは残る一方、追随買いが続くかは需給次第です。 最大の注意点は、東京市場の引け後にウォーシュFRB議長の初講演が控えていること。週末をまたぐポジションを積み増しにくく、後場にかけては上値を追いづらい展開も想定されます。
8月27日の米国市場は、前日引け後に発表されたエヌビディアの決算とガイダンスが相場全体を押し上げました。次期通期で約70%の増収という見通しが示されたことで同社株は9%近く上昇し、7月以降くすぶっていた「AI関連の設備投資は過剰ではないか」という懸念が一旦後退しました。セールスフォースやクラウドストライクの堅調な見通しも加わり、ソフトウェア関連にも買いが波及しています。
もっとも、上昇の中身は偏っています。ナスダック総合が1.55%高となる一方、NYダウは0.19%高と小幅にとどまりました。指数を押し上げているのは一部の大型テック銘柄で、景気敏感セクターや内需系にはお金が回っていないということです。この構図は上昇の持続性を測るうえで重要で、AI関連以外に買いが広がるかどうかが次の焦点になります。
コモディティ側では金が1.43%高の4,663.8ドル。7月の雇用統計・CPI・PPIがそろって弱含んだことで9月の利上げ観測が後退し、加えて中央銀行の旺盛な買いが下値を支えています。株高と金高が同時に起きているのは、リスク選好の回復と金融引き締めへの警戒がまだ同居している状態と読めます。
なおWTI原油は1.85%高の83.75ドルと反発しましたが、週を通じては87ドル台から下落した後の戻りであり、明確な買い材料は確認できていません。今週の軟調さについては対イラン制裁が事前の警戒ほど厳しくなかったことが指摘されています。