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2026年9月7日(月)

プレマーケットブリーフ 2026-09-07

8月の米雇用統計が16.2万人増と予想の3倍に達し、FRBの9月利上げ観測が台頭。10年債利回りは4.79%へ上昇し米主要3指数はそろって反落した。日経平均は5日ぶりに806円高で反発。なお本日9月7日の米国市場はレーバーデーで休場。

マーケット概況

SPX▼
7,718.60
S&P 500
-29.11 (-0.38%)
IXIC▼
26,506.99
NASDAQ総合
-77.07 (-0.29%)
DJI▼
53,414.25
NYダウ
-271.86 (-0.51%)
NKD▲
65,020.94
日経平均
+806.46 (+1.26%)
USDJPY▲
155.93
USD/JPY
+0.2600 (+0.17%)
EURUSD▼
1.1621
EUR/USD
-0.0007 (-0.06%)
CL▲
91.48
WTI原油
+0.1800 (+0.20%)
GC▼
4,476.60
金(ゴールド)
-15.10 (-0.34%)

注目ニュース

経済指標★★★

8月米雇用統計が16.2万人増と市場予想の3倍、FRBの9月利上げ観測が一気に台頭

8月の非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増と、5.3万人増程度だった市場予想を大幅に上回りました。失業率は4.1%で横ばい、平均時給は前月比0.3%と、いずれも予想どおりでした。前月が減少していただけに労働市場の底堅さが確認された格好で、CMEのFedWatchでは9月15〜16日のFOMCで0.25%利上げが実施される確率が前日比約9ポイント上昇の58%まで高まりました。景気指標の改善が株式にとって金利上昇という逆風に転化する、典型的な「good news is bad news」の反応です。

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米国株★★☆

米長期金利4.79%への上昇で主要3指数が反落、NYダウは271ドル安

雇用統計を受けて10年債利回りは約3bp上昇の4.79%となり、2年債利回りは2025年1月以来の高水準を付けました。金利上昇を嫌気してS&P500は0.38%安の7,718.60、NASDAQ総合は0.29%安の26,506.99、NYダウは0.51%安の53,414.25とそろって下落しています。もっとも下げ幅は限定的で、パニック的な売りというより、利上げの可能性を織り込み直す過程での調整という色合いでした。金は0.34%安の4,476.6ドルと利上げ観測を受けて小幅安、WTI原油は0.20%高の91.48ドルと90ドル台での高止まりが続いています。

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為替★★☆

ドル円は155円台後半へ小幅反発、日銀9月利上げ観測と米利上げ観測が綱引き

ドル円は0.17%上昇の155.93円となりました。前々日に日銀の9月利上げ観測から158円台→155円台へ3円以上も円高が進んだ後の小反発で、強い米雇用統計を受けたドル買いが円高圧力を一時的に和らげた形です。日米ともに利上げ方向という珍しい構図のため、方向感は「どちらの利上げ観測がより強いか」で決まりやすく、9月15〜16日のFOMCと17〜18日の日銀会合を控えて振れやすい地合いが続きます。

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経済指標・決算カレンダー

06:00 ET
NFIB中小企業楽観指数(8月)
15:00 ET
消費者信用残高(7月)

🇯🇵 日本市場への影響予想

本日9月7日(月)の東京市場は、前週末の米国株安を引き継ぐ一方で、円高一服が下支えとなる、方向感の出にくい展開が想定されます。日経平均は9月4日に806円46銭高の65,020円94銭と5日ぶりに大きく反発しました。米国株高を受けたAI・半導体関連の買いが指数を押し上げ、一時は1,000円近い上げ幅となった一方、急ピッチの円高を嫌気して自動車など輸出関連が売られ、TOPIXは小幅高にとどまっています。指数と中身の温度差が残ったままの週明けです。 前週末の米国市場は3指数そろって下落しましたが、下げ幅は0.3〜0.5%と小さく、日経平均の806円高という上昇幅を打ち消すほどのインパクトではありません。むしろ注目したいのは、ドル円が155.66円から155.93円へと下げ止まった点です。円高進行が一服すれば、前週に売られた自動車・機械といった輸出関連の買い戻しが入りやすくなります。半面、米長期金利が4.79%へ上昇したことは値がさのグロース株には重荷で、金利上昇メリットを受ける銀行・保険が相対的に優位という構図は続きそうです。 加えて、本日は米国市場がレーバーデーで休場となるため、海外勢の売買が細り、東京時間は薄商いのなかで値動きだけが荒くなりやすい点に注意が必要です。国内では9月17〜18日の日銀会合に向けて材料待ちの局面でもあり、積極的にポジションを傾けにくい一日となる可能性があります。

⚠️ 要注意トピック

  • •9月15〜16日のFOMC。0.25%利上げ確率58%と、据え置きとの綱引きが続く。9月5日からブラックアウト期間入りでFRB高官の発言による軌道修正は期待できない
  • •9月10日の8月米PPIと11日の8月米CPI。FOMC直前の最後の物価指標で、原油91ドル台の高止まりがどこまで転嫁されているかが焦点
  • •9月17〜18日の日銀会合。市場は0.25%利上げをほぼ織り込み、一部では0.50%観測も浮上。ドル円155円台の定着は輸出企業の想定為替レートを下回る水準
  • •米長期金利4.79%と2年債利回りの2025年1月以来の高水準。日米同時利上げ局面での金利上昇がAI・半導体関連の高いバリュエーションをどこまで許容するか

概況

9月4日(金)の米国市場は、8月の雇用統計をきっかけに主要3指数がそろって反落しました。非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増と、5.3万人増程度だった市場予想の3倍に達する強さでした。失業率は4.1%で横ばい、平均時給は前月比0.3%と予想どおりで、前月に雇用者数が減少していたことを踏まえれば、労働市場の底堅さを確認する内容だったと言えます。

問題は、この強さが金融政策の思惑を一変させた点です。10年債利回りは約3bp上昇して4.79%となり、2年債利回りは2025年1月以来の高水準を付けました。CMEのFedWatchでは9月15〜16日のFOMCにおける0.25%利上げの確率が前日比約9ポイント上昇して58%へ切り上がっています。景気が強いことが金利上昇を通じて株式の重荷になる、典型的な「good news is bad news」の局面です。結果としてS&P500は0.38%安の7,718.60、NASDAQ総合は0.29%安の26,506.99、NYダウは0.51%安の53,414.25で引けました。ただ下げ幅そのものは限定的で、売り一巡というよりは利上げシナリオを織り込み直す過程での調整と見るのが妥当でしょう。

一方の東京市場では、日経平均が806円46銭高の65,020円94銭と5日ぶりに反発しました。前日の米国株高を映してAI・半導体関連が買われ、一時は1,000円近い上げ幅を記録しています。もっとも急速な円高を嫌気して自動車株などが売られたため、TOPIXは小幅高にとどまり、指数の見た目ほど中身は強くありませんでした。ドル円は155.93円と小幅にドル高方向へ戻し、前週の急激な円高は一服しています。コモディティでは金が0.34%安の4,476.6ドル、WTI原油が0.20%高の91.48ドルと、原油の90ドル台での高止まりが続いています。

なお、本日9月7日(月)の米国株式・債券市場はレーバーデーの祝日で休場です。FOMCのブラックアウト期間も9月5日から始まっており、当面はFRB高官の発言による軌道修正が期待できません。次の焦点は10日の8月PPI、11日の8月CPIという、FOMC直前の物価指標に移ります。

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