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2026年9月8日(火)

プレマーケットブリーフ 2026-09-08

9月7日の米国市場はレーバーデーで休場のため株価は9月4日引け値のまま。東京市場では日経平均が1,378円高の66,399円と大幅続伸した一方、ドル円は日銀の利上げ加速観測から一時154円台と約半年ぶりの円高水準を付けた。

マーケット概況

SPX▼
7,718.60
S&P 500
-29.11 (-0.38%)
IXIC▼
26,506.99
NASDAQ総合
-77.07 (-0.29%)
DJI▼
53,414.25
NYダウ
-271.86 (-0.51%)
NKD▲
66,399.84
日経平均
+1378.90 (+2.12%)
USDJPY▼
154.35
USD/JPY
-1.84 (-1.18%)
EURUSD▲
1.1625
EUR/USD
+0.0011 (+0.09%)
CL▲
91.48
WTI原油
+0.0000 (+0.00%)
GC▲
4,476.60
金(ゴールド)
+46.80 (+1.06%)

注目ニュース

為替★★★

ドル円が一時154円台、約半年ぶりの円高水準へ 日銀の利上げ加速観測と当局の円安是正思惑が重なる

7日の外国為替市場でドル円は一時154円台前半まで下落し、2月下旬以来およそ半年ぶりの円高・ドル安水準を付けました。背景にあるのは日銀が利上げペースを速めるとの観測で、日米金利差の縮小を意識した円買いが優勢となっています。加えて、ベセント米財務長官が8月下旬以降くり返し日銀に早期利上げを促しており、8月30日の植田総裁との会談では円の過小評価に対処するため日本が市場と金融政策で断固たる措置を講じることを強く支持すると表明したと伝わりました。日米当局が円安是正に動くとの思惑が重なり、円キャリー取引の巻き戻しが上昇を加速させた形です。

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その他★★☆

日経平均は1,378円高の66,399円と大幅続伸、半導体2銘柄だけで839円分を押し上げ

7日の東京市場で日経平均は前営業日比1,378円90銭高の66,399円84銭と大幅に続伸しました。前週末4日の米国市場では主要3指数が下落した一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.37%高と逆行高となっており、この流れを引き継いで寄り付きから半導体関連に買いが集中しました。寄与度上位のソフトバンクグループとアドバンテストの2銘柄だけで指数を約839円分押し上げており、上昇の中身はかなり偏っています。業種別では海運・ガラス土石・電気機器が上昇した半面、水産農林・医薬品・銀行が下落しました。

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米国株★☆☆

米国市場はレーバーデーで休場、株価・債券の数値は9月4日引け値のまま据え置き

7日の米国株式市場と債券市場はレーバーデーの祝日で終日休場でした。したがってダッシュボード上のS&P500(7,718.60)、NASDAQ総合(26,506.99)、NYダウ(53,414.25)および前日比は、いずれも9月4日(金)の引け値を持ち越したものです。米国勢が不在のなかで為替と日本株だけが大きく動いた一日であり、8日の米国市場再開後に、この円高と日本株高がどう評価されるかが最初の関門となります。

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経済指標・決算カレンダー

06:00 ET
NFIB中小企業楽観指数(8月)
前回: 99.8
15:00 ET
消費者信用残高(G.19)

🇯🇵 日本市場への影響予想

8日(火)の東京市場は、前日に1,378円も上昇した反動と、154円台に踏み込んだ円高という二つの重しを抱えた始まりになりそうです。7日の上昇はソフトバンクグループとアドバンテストの2銘柄で約839円分と、指数寄与度の高い半導体関連に依存した内容でした。この構図は、米国の半導体株が一服すれば同じ勢いで剥落しやすいことも意味します。米国市場が休場で新たな手掛かりが乏しいまま迎える火曜日だけに、まずは高値圏でのもみ合いから入る展開が想定されます。 より根の深い問題は為替です。ドル円は9月初めの158円台から154円台へ、わずか数営業日で4円以上も円高に振れました。多くの輸出企業が今期の想定為替レートを145〜150円程度に置いているため、水準自体が直ちに減益要因になるわけではありませんが、変化のスピードは業績予想の前提を揺さぶります。7日も自動車や機械といった輸出関連は半導体ほど買われておらず、業種別で銀行が下落した点も含め、指数の見た目ほど市場全体が強いわけではありません。 一方で円高は輸入コストの低下を通じて内需・小売・電力などには追い風となり、資金がディフェンシブ寄りにシフトする余地もあります。9月17〜18日の日銀会合を控え、利上げを織り込む動きが進むほど円高圧力は続きやすく、「半導体主導の指数高」と「円高による輸出株の重さ」という綱引きがしばらく相場の基調になりそうです。

⚠️ 要注意トピック

  • •9月17〜18日の日銀会合。利上げペース加速の観測が円買いの主因となっており、会合までは154円台前後の円高地合いが継続しやすい
  • •9月15〜16日のFOMC。9月4日の強い8月雇用統計を受けて利上げ観測が台頭した状態のまま、9月5日からブラックアウト期間に入っておりFRB高官の発言による軌道修正は期待できない
  • •9月10日の8月米PPIと11日の8月米CPI。FOMC直前の最後の物価指標で、WTI原油91ドル台の高止まりがどこまで川下に転嫁されているかが焦点
  • •9月10日引け後のオラクル決算(2027年度第1四半期)。AI・クラウド需要の実勢を測る指標として、日本の半導体関連株の値動きにも波及しやすい

概況

9月7日(月)の米国株式・債券市場はレーバーデーの祝日で休場でした。したがってS&P500の7,718.60、NASDAQ総合の26,506.99、NYダウの53,414.25という水準と前日比は、いずれも9月4日(金)の引け値をそのまま持ち越したものです。米国勢が不在のなか、この日に大きく動いたのは為替と日本株でした。

東京市場では日経平均が前営業日比1,378円90銭高の66,399円84銭と大幅に続伸しました。手掛かりは前週末の米国市場です。主要3指数は8月雇用統計の上振れを受けた金利上昇で下落したものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)だけは3.37%高と逆行高となっており、東京市場は指数全体ではなく半導体の強さを選んで買いに動いた格好です。実際、寄与度上位のソフトバンクグループとアドバンテストの2銘柄だけで指数を約839円分押し上げており、上昇幅の6割超が2銘柄に由来する偏った内容でした。業種別では海運・ガラス土石・電気機器が上昇した一方、水産農林・医薬品・銀行は下落しています。

より重要なのは為替の動きです。ドル円は一時154円台前半まで下落し、2月下旬以来およそ半年ぶりの円高・ドル安水準を付けました。主因は日銀が利上げペースを速めるとの観測で、日米金利差の縮小を意識した円買いが優勢となっています。加えてベセント米財務長官が8月下旬以降くり返し日銀に早期利上げを促しており、8月30日の植田総裁との会談では円の過小評価への対処を強く支持すると表明したと伝わりました。日米当局が円安是正に動くとの思惑が広がり、積み上がっていた円キャリー取引の巻き戻しが下落を加速させています。9月初めの158円台からわずか数営業日で4円以上も水準が切り上がった計算です。

コモディティではWTI原油が91.48ドルと変わらず、金は4,476ドル台で高値圏を維持しています。米国市場が再開する8日は、NFIB中小企業楽観指数(8月)という比較的軽い指標にとどまり、本番は10日のPPIと11日のCPIです。日米ともに利上げ方向という珍しい局面で、15〜16日のFOMCと17〜18日の日銀会合を控え、方向感の定まりにくい地合いが続きます。

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