米10年債利回りが5.04%へ。2007年以来19年ぶりの水準で、株の重しは「AI」から「金利」に主役交代
15日の米10年債利回りは前日から約5bp上昇し5.04%を付けました。2007年以来19年ぶりの高さで、節目の5%を明確に上抜けています。背景は二つで、エネルギー価格の上昇がインフレ期待を押し上げていること、そしてデータセンターを中心とした設備投資の膨張が資金需要を生んでいることです。これは米国単独ではなく世界的な債券売りの一部で、日本の10年債利回りも15日に一時3.030%と1996年9月以来約30年ぶりの水準を付けました。15〜16日のFOMCで2023年以来初の利上げが見込まれる状況と重なり、割引率の上昇が株式のバリュエーションを直接削る構図です。結果として米国株はS&P500が0.44%安の7,586.14、NASDAQ総合が0.78%安の25,980.97、NYダウが332.61ドル安の52,088.59で引けました。前日まで下げの主役だったAI減速論は15日は小休止しており、売りの理由が金利へ移った一日と言えます。
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