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2026年9月18日(金)

プレマーケットブリーフ 2026-09-18

FOMC通過で米長期金利が4.95%へ低下し、半導体が3営業日続けて買い戻されてNASDAQは1.68%高。AMDが7%高と全面高を主導した一方、8月住宅着工はコロナ後で最弱級に落ち込み、指標はまだらな内容だった。東京は18日昼の日銀会合の結果待ちとなる。

マーケット概況

SPX▲
7,637.90
S&P 500
+86.09 (+1.14%)
IXIC▲
26,414.72
NASDAQ総合
+436.30 (+1.68%)
DJI▲
51,781.63
NYダウ
+319.73 (+0.62%)
NKD▲
64,136.25
日経平均
+652.15 (+1.03%)
USDJPY▲
155.98
USD/JPY
+0.7100 (+0.46%)
EURUSD▼
1.1482
EUR/USD
-0.0056 (-0.48%)
CL▼
101.24
WTI原油
-1.19 (-1.16%)
GC▼
4,384.60
金(ゴールド)
-2.90 (-0.07%)

注目ニュース

米国株★★★

FOMC翌日は半導体が全面高。AMD7%高・SOXX3%高で「指数より半導体」の一日、NASDAQ1.68%高

利上げ当日に崩れた米国株が、翌17日は買い戻しで返しました。S&P500は1.14%高の7,637.90、NASDAQ総合は1.68%高の26,414.72、NYダウは0.62%高の51,781.63で、前日ダウ主導で下げた分をおおむね取り戻しています。相場を引っ張ったのは半導体で、AMDが7%高の548.76ドル、ブロードコムが3%高の349.02ドル、エヌビディアが2%高の218.70ドルと上昇し、半導体ETFのSOXXが3%高に対してQQQは2%高と、強さは大型テック全体ではなく半導体に集中しました。注意したいのは、この日のAMDの上げに決算・ガイダンス・格上げといった個別材料が確認できないことです。半導体の戻りは3営業日続いており、材料に基づく買いというより、下げ過ぎの修正に高ベータ銘柄で乗る動きの色が濃く見えます。背景にあるのは金利の低下で、米10年債利回りは5ベーシスポイント超低下して4.951%となりました。15日に2007年7月以来の水準である5%台へ乗せた後の反落で、連日の上昇に歯止めがかかった形です。利上げがインフレを抑え込むという見方が債券側に戻ったことが、株式のバリュエーション面での重石を軽くしました。VIXも3.93%低下しています。

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経済指標★★☆

雇用は強く住宅は弱い。新規失業保険19.6万件に対し8月住宅着工は2.6%減の128万戸とコロナ後で最弱級

17日に出た米指標は方向がそろいませんでした。9月12日までの週の新規失業保険申請件数は19.6万件へ減少し、雇用の底堅さを改めて示しています。一方、8月の住宅着工件数は前月比2.6%減の年率128万戸と市場予想を下回り、集合住宅の着工が急減したことで、コロナ後で最も低い部類の水準まで落ち込みました。金利に最も敏感なセクターである住宅が明確に弱含む一方、労働市場は緩まないという組み合わせは、利上げを続けたいFRBにとって最も扱いにくい形です。前日の8月小売売上高が予想を上回ったことも併せて考えると、需要そのものはまだ崩れておらず、引き締めの効果は住宅など一部に偏って出ている段階と読めます。市場はこの日は金利低下のほうを素直に好感しましたが、指標が強弱まちまちである以上、次の利上げ有無の綱引きは当面続きます。

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経済指標・決算カレンダー

08:30 JST
【18日】日本・8月全国消費者物価指数(CPI)
予想: コア +1.8%(前年比)前回: コア +1.8%(前年比)
12:00 JST
【18日】日銀金融政策決定会合 結果公表(公表時刻は不定、11時半〜13時ごろ)
予想: 政策金利 1.25%へ引き上げ前回: 1.00%
15:30 JST
【18日】植田日銀総裁 定例記者会見
09:15 ET
【18日】米・鉱工業生産/設備稼働率(G.17)

🇯🇵 日本市場への影響予想

18日(金)の東京市場は、前夜の米半導体高よりも、昼に出る日銀会合の結果のほうが効く一日になります。朝方は米国株高とドル円156円近辺を受けて買いが先行しやすい地合いですが、17日の東京はすでに半導体が失速しバリュー株と出遅れ株が支える展開で、日経平均は213円25銭高(0.33%高)の64,136円25銭と続伸していました。米国のSOXX高がそのまま東京の半導体に効くとは限らず、朝の寄りで素直に上がった後は上値が重くなりやすい構図です。 最大の注目は日銀です。政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げる方針が事前に報じられており、市場はほぼ織り込んでいます。したがって値動きを決めるのは利上げそのものではなく、声明と15時30分からの植田総裁会見が「次の一手」までの距離をどう示すかです。ペースの速さを示唆すれば円高・株安、慎重姿勢を強調すれば円安・株高という、会見の言葉次第で振れる展開を想定しておくべきでしょう。朝8時30分の8月全国CPIも、コア+1.8%と日銀目標の2%を下回る予想で、会合直前に「急ぐ必要はない」という材料になり得ます。 もう一点、18日の米国市場はクアドラプル・ウィッチング(株価指数先物・オプション等の同時満期)に当たります。日本時間19日未明にかけて、満期に伴う機械的な売買で値が振れやすく、とくに引け間際の商いが膨らみやすい点は頭に入れておきたいところです。原油は101.24ドルと続落しており、電力・運輸・空運にはコスト面の追い風、資源・商社には逆風が続きます。

⚠️ 要注意トピック

  • •18日昼の日銀金融政策決定会合と15時30分の植田総裁会見。1.25%への利上げ自体はほぼ織り込み済みで、焦点は次の利上げまでの間隔と、円安・原油高による物価上振れへの警戒をどこまで前面に出すか。6月会合から3カ月という2024年3月以降で最短の間隔での利上げになるだけに、会見のトーンがドル円156円近辺の持続性を左右する
  • •半導体の戻りが3営業日目に入った点。AMD7%高・SOXX3%高に対してQQQは2%高と、強さは半導体に集中している一方で、決算・ガイダンス・格上げといった個別材料は確認できていない。材料なきベータ買いであれば戻りは続かない可能性があり、4日目の値動きで質を見極めたい
  • •米10年債利回りが4.951%へ低下したが、15日には2007年7月以来となる5%台を付けたばかり。ウォーシュ議長が追加利上げの含みを残している以上、5%回帰か低下定着かはまだ決着していない。18日は米国がクアドラプル・ウィッチングに当たり、満期に伴う需給で値動きが増幅されやすい

概況

17日の米国市場は、FOMC当日の下げを翌日に取り返す展開になりました。S&P500は1.14%高の7,637.90、NASDAQ総合は1.68%高の26,414.72、NYダウは0.62%高の51,781.63で引けています。前日はダウだけが611ドル安と大きく崩れる「ねじれ」でしたが、この日はその歪みがおおむね埋まりました。

起点は金利です。米10年債利回りは5ベーシスポイント超低下して4.951%となりました。15日に2007年7月以来の5%台へ乗せた後の反落で、連日の利回り上昇がいったん止まったことになります。利上げがインフレを抑え込むという見方が債券市場に戻り、それが高PER銘柄の重石を軽くしました。VIXも3.93%低下しています。

買われ方は偏っていました。半導体ETFのSOXXが3%高に対してQQQは2%高で、強さは大型テック全体ではなく半導体に集中しています。AMDが7%高の548.76ドル、ブロードコムが3%高の349.02ドル、エヌビディアが2%高の218.70ドルという並びで、値幅を取ったのは最も振れ幅の大きい銘柄でした。ただしこの日のAMDの上昇に決算やガイダンス、格上げといった個別材料は確認できていません。半導体の反発は3営業日続いており、材料に基づく買いというより、下げ過ぎの修正に高ベータで乗る動きと見るのが素直です。

経済指標はまだらでした。新規失業保険申請件数は19.6万件へ減り雇用の底堅さを示す一方、8月の住宅着工は前月比2.6%減の年率128万戸と、集合住宅の急減でコロナ後では最も弱い部類に沈んでいます。商品市況ではWTIが1.16%安の101.24ドルと続落し、金は4,384.6ドルでほぼ横ばい。為替はドル円が155円98銭、ユーロドルが1.1482と、ドル高基調が続いています。

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