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2026年9月20日(日)

プレマーケットブリーフ 2026-09-20

FRBの3年ぶり利上げと日銀の1.25%への追加利上げを通過し、米株は小幅続伸・日経平均は882円高。サウジのパイプライン復旧前倒しで原油は3日続落、ドル円は156円台後半へ(9/20は日曜、数値は18日金曜の引け値)。

マーケット概況

SPX▲
7,650.50
S&P 500
+12.74 (+0.17%)
IXIC▲
26,522.54
NASDAQ総合
+104.24 (+0.39%)
DJI▼
51,682.64
NYダウ
-95.40 (-0.18%)
NKD▲
65,018.95
日経平均
+882.70 (+1.38%)
USDJPY▲
156.85
USD/JPY
+0.7300 (+0.47%)
EURUSD▲
1.1490
EUR/USD
+0.0014 (+0.12%)
CL▼
96.08
WTI原油
-5.83 (-5.72%)
GC▲
4,424.90
金(ゴールド)
+25.20 (+0.57%)

注目ニュース

金利★★★

FRBが3年超ぶりの利上げ、日銀も1.25%へ — 日米同時引き締めを株式は好感

FOMCは16日、フェデラルファンド金利の誘導目標を0.25%引き上げ3.75〜4.00%とした。12対0の全会一致で、3年超ぶりの利上げとなる。原油高を起点とした物価上振れの封じ込めが狙いで、公表されたドットチャートでは大半の参加者が年内さらに1回の追加利上げを見込んでいる。日銀も18日の決定会合で政策金利を1.25%へ引き上げ、1995年以来約31年ぶりの水準とした。両イベントを波乱なく通過したことで金融政策の不確実性がいったん後退し、株式は買い戻しが優勢となった。

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コモディティ★★☆

サウジが東西パイプライン復旧を前倒し、原油は3日続落で地政学プレミアムが剥落

ドローン攻撃で停止していたサウジアラビアの東西パイプラインについて、同国が数日以内に能力の約半分を、6週間程度で全面復旧させる方針を示した。オマーン沖での洋上積み替えを使ったペルシャ湾経由の迂回輸出も進み、供給途絶の影響は当初懸念されたほど大きくないとの見方が広がっている。WTIは18日に1.6%安の100.30ドル、ブレントは103.87ドルで引け、3営業日続落して週間ではほぼ横ばいに戻した。

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経済指標・決算カレンダー

06:30 ET
シカゴ連銀グールズビー総裁 講演(OMFIF主催、ロンドン)
08:30 ET
米シカゴ連銀全米活動指数(8月)
前回: -0.08

🇯🇵 日本市場への影響予想

20日は日曜で東京市場は休場。18日の日経平均は前日比882.70円高の65018.95円と大幅に3日続伸し、終値ベースでは10日以来となる65,000円台を回復した。米株高を受けて寄り付きから500円超の上昇となり、日銀の利上げ決定後は円安進行を眺めて先物に買いが入り上げ幅を四桁に広げている。指数寄与ではアドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで約652円分を押し上げており、上昇の中身は依然としてAI・半導体関連に偏っている。週明けはドル円156円台後半の円安が輸出株の支えとなる一方、原油急落は燃料コスト面では追い風、資源・商社関連には逆風となりやすい。日銀が連続利上げの可能性を排除しない姿勢を示したことから、銀行株と長期金利の反応が焦点になる。

⚠️ 要注意トピック

  • •日銀の連続利上げ観測とドル円156円台の攻防
  • •サウジ東西パイプラインの復旧ペースと原油の地政学プレミアム剥落
  • •FOMCドットチャートが織り込む年内追加利上げの確度
  • •上値追いが半導体2銘柄に偏る日経平均の内需・銀行株への広がり

概況

9月20日は日曜のため主要市場は休場で、掲載している数値は18日金曜の引け値がそのまま持ち越されている。焦点となった週だったが、結果としては「主要中銀の引き締めを株式が消化した」一週間だった。

FRBは16日に0.25%の利上げで誘導目標を3.75〜4.00%とし、12対0の全会一致で3年超ぶりの引き締めに転じた。日銀も18日に1.25%へ追加利上げし、約31年ぶりの金利水準となった。日米が揃って引き締めに動きながら株式が崩れなかったのは、いずれもほぼ市場予想どおりで、イベント通過による不確実性の後退が買い戻しを誘ったためだ。18日の米国市場はS&P500が+0.17%、ナスダック総合が+0.39%と小幅に続伸した一方、NYダウは-0.18%と小反落しており、買いはグロース・ハイテク側に寄っている。

商品市況では原油が主役だった。サウジアラビアが東西パイプラインの復旧を前倒しする方針を示したことで供給不安が後退し、WTIは3営業日続落。週前半に105ドル台を試した水準から100ドル近辺まで押し戻され、この2週間積み上がった地政学プレミアムが急速に剥げ落ちている。ただし利上げの直接的な引き金が原油高発のインフレだった以上、価格が落ち着けば追加利上げの必要性も薄れるという逆方向の論理も働き得る。金は4,424ドル台と高止まりしており、インフレヘッジ需要は完全には解けていない。

為替はドル円が156.85円と、日銀の利上げ後にむしろ円安方向へ進んだ。日米金利差の縮小より、引き締めペースの差が意識された格好で、円安が続くこと自体が日銀の次の利上げ材料になるという循環に入りつつある。

なお本ブリーフのWTI表示値は18日の清算値(100.30ドル)と乖離があり、直近の急落局面を映した参考値として扱いたい。

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