概況
9月21日は敬老の日で東京市場は休場です。22日の国民の休日、23日の秋分の日と続くため、次の立会いは24日(木)となり、19日の土曜から数えて5連休になります。9月にこの並びが揃うのは2015年以来11年ぶりで、掲載している株価・為替の数値は18日(金)の引け値がそのまま持ち越されています。
直近の地合いは堅調です。18日の日経平均は前日比882円70銭高の65,018円95銭と大幅に3日続伸し、終値ベースで65,000円台を回復しました。米国株もS&P500が0.17%高、NASDAQ総合が0.39%高と小幅続伸した一方、NYダウは0.18%安と小反落しており、買いはハイテク・グロース側に寄っています。FRBの3年超ぶりの利上げと日銀の1.25%への追加利上げという日米同時の引き締めを波乱なく通過したことで、金融政策の不確実性がいったん後退した状態が続いています。
変化が大きいのは原油です。WTIの期近は96.08ドルと、14日に付けた105ドル台から1割近く水準を切り下げました。サウジアラビアが東西パイプラインの復旧を前倒しし、ホルムズ海峡経由の迂回輸出も積み増したことで、この2週間積み上がった地政学プレミアムが剥げ落ちています。ただし10月限が21日から22日にかけて最終取引日を迎えるため、前日比マイナス5.72%という数字には限月交代に伴う価格差が含まれている可能性が高く、一日の下落としては割り引いて読むのが妥当です。
米国市場は通常どおり開きます。今週は主要指標が少なく、FRB高官の発言が相次ぐ週で、21日は6時30分(ET)にシカゴ連銀グールズビー総裁がロンドンで対談に臨み、8時30分にシカゴ連銀全米活動指数が出る程度の薄い日程です。東京が3日休む間に米国は3回開くため、24日の寄り付きは積み上がった分をまとめて織り込む展開になりやすいでしょう。