概況
23日の東京市場は秋分の日で休場です。21日(敬老の日)・22日(国民の休日)から3連休が続いており、次の立会いは24日(木)となるため、掲載している日経平均は18日(金)の引け値が据え置かれています。
22日の米国市場は、指数によって方向が割れた一日でした。AI関連への資金集中が前日から継続し、半導体株指数は6営業日続伸して4月以来の連騰記録を更新。NASDAQ総合は0.44%高の27,241.32と2営業日連続で最高値を更新しました。一方でNYダウは0.33%安、S&P500は0.48ポイント高の7,765.18とほぼ横ばいにとどまっています。前日は3指数がそろって上げていたことを踏まえると、買われる銘柄の範囲は明らかに狭まりました。ダウを押し下げたのは原油急落を受けたシェブロン・エクソンモービルといったエネルギー株で、指数間の差は景気観の変化というより物色対象の違いによるものです。
その原油は5営業日続落しました。イランがホルムズ海峡を7日以内に再開する用意があるとの報道、国連総会に合わせた米イラン協議への期待、そしてサウジアラビアの東西パイプライン稼働再開とヤンブー港の輸出復旧見通しが重なり、13日のドローン攻撃以降に積み上がった供給不安が急速に剥落した形です。22日のWTI(11月限)は2.55%安の90.01ドル、Brent(11月限)は2.1%安の98.23ドル。エネルギー価格の低下はインフレ再燃への警戒を和らげ、米10年債利回りは5%を下回る水準で推移しています。ドル円は157円41銭とほぼ横ばいで、18日の日銀利上げ後も日米金利差を背景にした円安基調が続いています。金は0.52%高の4,406.8ドルと、前日の下げから小幅に戻しました。