長期金利が約24年ぶり高水準から反落、米株は方向感欠き小幅高
1日の米市場では10年債利回りが日中に5.3%台まで上昇し2002年以来の水準を更新したが、引けにかけて5.2%台半ばへ低下し、株式は持ち直した。9月のISM製造業景況指数は54.5と拡大圏を保ったものの市場予想をわずかに下回った。前日引け後に好決算を出したマイクロン株は、年初来の大幅高を背景に材料出尽くしの売りに押される場面があった。
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米10年債利回りが一時5.3%台と2002年以来の高水準をつけるなか、米主要3指数は小幅高でまちまちの動き。今夜の9月雇用統計待ちで様子見ムードが強い。
1日の米市場では10年債利回りが日中に5.3%台まで上昇し2002年以来の水準を更新したが、引けにかけて5.2%台半ばへ低下し、株式は持ち直した。9月のISM製造業景況指数は54.5と拡大圏を保ったものの市場予想をわずかに下回った。前日引け後に好決算を出したマイクロン株は、年初来の大幅高を背景に材料出尽くしの売りに押される場面があった。
元記事を見る →1日の東京市場はマイクロンの6〜8月期売上高が前年同期比で約4.8倍に膨らんだことを受け、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連に買いが集中した。日経平均は前日比2203円(3.3%)高の68,956円で引け、8月中旬以来の高値を回復した。なお本ページの日経平均の前日比表示(+3,475円)は2営業日前との比較であり、実際の前日比とは異なる。
元記事を見る →前日に3%超上昇した反動で、本日の東京市場は半導体株を中心に利益確定売りが出やすい。米ナスダックが小幅高にとどまり、マイクロン株自体も伸び悩んだことから、追い風は限定的とみられる。一方、ドル円が158円台へ円安方向に振れていることは輸出関連株の下支え要因となるが、今夜の米雇用統計を前に積極的な上値追いは手控えられやすい。
1日の米国市場は、S&P500が0.21%高、ナスダック総合が0.07%高、NYダウが0.06%高と、主要3指数がそろって小幅に上昇しました。ただし日中は値動きが荒く、方向感に乏しい一日でした。
相場の重しとなったのは引き続き米国債利回りです。10年債利回りは取引時間中に5.3%台まで上昇し、30年債とともに2002年以来の高水準を更新しました。その後は5.2%台半ばまで低下し、株式市場も下げ幅を取り戻しています。9月のISM製造業景況指数は54.5と拡大基調を維持しましたが、予想をやや下回り、景気過熱への警戒を強める内容ではありませんでした。
前日引け後に発表されたマイクロンの決算は売上高が大きく伸び、見通しも引き上げられましたが、株価はすでに年初来で大きく上昇していたため、発表後は伸び悩みました。一方、東京市場ではこの決算が素直に好感され、日経平均は半導体株主導で3.3%上昇しています。
為替市場では、日米・欧米の金利差を意識したドル買いが進み、ユーロドルは1.12台前半へ下落、ドル円は158円台に乗せました。原油はWTIが約3%高の93ドル台と、中東の供給不安を背景に上昇しました。
今夜は米9月雇用統計の発表が控えています。市場予想は9万人増と前月から鈍化する見込みで、結果次第で10月FOMCでの利上げ観測と長期金利の行方が大きく変わる可能性があります。