雇用の伸びが急減速、利上げ観測後退で金利低下・ハイテク株が主導
2日発表の米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が2.9万人増と、市場予想の9万人増を大きく下回り、失業率も4.2%へ上昇した。労働市場の冷え込みを示す内容で、10月FOMCでの追加利上げ観測が後退し、10年債利回りは5.2%台前半へ低下した。金利低下はバリュエーションの高いハイテク株に追い風となり、エヌビディアが上場来高値を更新するなどナスダック総合は1.17%上昇した。
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米9月雇用統計が2.9万人増と予想を大きく下回り、利上げ観測の後退と長期金利の低下を受けて米株は3指数そろって上昇、ナスダックは1%超高(週末につき月曜朝まで金曜引け値)。
2日発表の米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が2.9万人増と、市場予想の9万人増を大きく下回り、失業率も4.2%へ上昇した。労働市場の冷え込みを示す内容で、10月FOMCでの追加利上げ観測が後退し、10年債利回りは5.2%台前半へ低下した。金利低下はバリュエーションの高いハイテク株に追い風となり、エヌビディアが上場来高値を更新するなどナスダック総合は1.17%上昇した。
元記事を見る →2日の東京市場は、前日までの急伸の反動と米雇用統計前の様子見から、指数寄与度の大きい半導体・AI関連株を中心に売りが先行した。日経平均は前日比647円(0.9%)安の68,309円で引けた。なお本ページの日経平均の前日比表示(+1,556円)は2営業日前との比較であり、実際の前日比とは異なる。
元記事を見る →週明けの東京市場は、米ナスダックの1%超高とエヌビディアの最高値更新を受け、金曜に利益確定で売られた半導体・AI関連株に買い戻しが入りやすい地合いです。一方、米長期金利の低下でドル円は157円台後半と円安一服の様相で、輸出株の追い風はやや弱まります。7万円の節目を前に、上値では戻り待ちの売りも出やすいとみられます。
2日の米国市場は、S&P500が0.76%高、ナスダック総合が1.17%高、NYダウが0.51%高と、主要3指数がそろって上昇しました。
最大の材料は朝方に発表された9月の雇用統計です。非農業部門雇用者数は2.9万人増にとどまり、市場予想の9万人増を大きく下回りました。失業率も4.2%へ小幅に上昇しています。インフレ警戒から追加利上げが意識されていた局面だけに、雇用の減速は「利上げの必要性が薄れる」材料として受け止められ、10年債利回りは5.2%台前半、30年債利回りは5.5%台へ低下しました。
金利低下の恩恵を最も受けたのはハイテク株で、エヌビディアが取引時間中の上場来高値を更新し、ナスダックの上昇を牽引しました。景気減速の兆しは本来株価の重しになり得ますが、この日は金利面のプラスが上回った格好です。
商品市場では、WTI原油が1.5%安の91ドル台、金先物は0.7%安と、ともに前日の水準から小幅に下落しました。為替はドル円が157円台後半とほぼ横ばいでした。
東京市場では2日、日経平均が前日比647円安の68,309円と3日ぶりに反落しています。週明けは米ハイテク株高を手掛かりに半導体株の買い戻しが期待される一方、5日夜の米ISM非製造業景況指数が次の焦点となります。