雇用統計が予想を大きく下回り、利上げ観測が急後退 ナスダックは最高値
米9月の非農業部門雇用者数は2.9万人増にとどまり、失業率も4.2%へ上昇した。労働市場の減速を受けて10月FOMCでの利上げ確率は前週の6割強から2割程度へ低下し、米長期金利が下がった。金利低下はハイテク株の評価を押し上げ、エヌビディアなど半導体主力株が上場来高値を更新、ナスダック総合も最高値で引けた。
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週末につき金曜(2日)引け値のまま。米9月雇用統計の大幅な下振れで10月利上げ観測が後退し、金利低下を追い風にナスダック総合が1.19%高で最高値を更新した。
米9月の非農業部門雇用者数は2.9万人増にとどまり、失業率も4.2%へ上昇した。労働市場の減速を受けて10月FOMCでの利上げ確率は前週の6割強から2割程度へ低下し、米長期金利が下がった。金利低下はハイテク株の評価を押し上げ、エヌビディアなど半導体主力株が上場来高値を更新、ナスダック総合も最高値で引けた。
元記事を見る →2日の東京市場では、前日までの2日間で大きく上げた反動と米雇用統計を前にした様子見から、指数寄与度の高い半導体・AI関連株に利益確定売りが出た。日経平均は前日比647円(0.94%)安の68,309円と3日ぶりに反落した。
元記事を見る →週明け5日の東京市場は、ナスダックの最高値更新と米半導体株高を受け、金曜に売られた半導体・AI関連株に買い戻しが入りやすい地合いです。一方、米金利低下でドル円は157円台後半と円安の勢いが一服しており、輸出株への追い風は限定的です。日経平均は7万円の節目を前に、上値では利益確定売りも出やすいとみられます。
週末のため、本ブリーフの数値は2日(金)の引け値です。
2日の米国市場は、S&P500が0.73%高、ナスダック総合が1.19%高、NYダウが0.49%高と主要3指数がそろって上昇し、ナスダックは最高値を更新しました。
きっかけは朝方の9月雇用統計です。非農業部門雇用者数は2.9万人増と市場予想を大きく下回り、失業率も4.2%に上がりました。インフレ警戒から追加利上げが意識されていた局面だっただけに、雇用の減速は「利上げを急ぐ必要が薄れた」と受け止められ、10月利上げの確率は前週の6割強から2割程度へ急低下しました。長期金利の低下は将来の利益を重視されるハイテク株に有利に働き、エヌビディアをはじめ半導体株が相場を牽引しました。
商品市場ではWTI原油が1.9%安の91ドル台、金先物が0.95%安の4,162ドルと、そろって下落しました。為替はドル円が157円台後半でほぼ横ばいです。
東京市場は2日、日経平均が647円安の68,309円と反落しましたが、週明けは米ハイテク株高を手掛かりに半導体株の持ち直しが期待されます。5日夜の米ISM非製造業景況指数が次の焦点です。