雇用の急減速で利上げ観測が後退、金利低下を追い風にナスダックが最高値
2日発表の米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が2.9万人増にとどまり、失業率も4.2%に上昇した。10月FOMCでの追加利上げ観測が後退して米長期金利が低下し、マイクロンの好決算から続く半導体株の買いにエヌビディアの最高値更新が加わって、ナスダック総合は1.19%高と最高値で引けた。一方、週間ではダウが1.3%安、S&P500も0.3%安で、上昇はハイテク株に偏っている。
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週末につき数値は2日(金)の引け値。米雇用統計の下振れで利上げ観測が後退し、ナスダックが最高値を更新した流れを受けて週明けの東京市場を迎えます。
2日発表の米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が2.9万人増にとどまり、失業率も4.2%に上昇した。10月FOMCでの追加利上げ観測が後退して米長期金利が低下し、マイクロンの好決算から続く半導体株の買いにエヌビディアの最高値更新が加わって、ナスダック総合は1.19%高と最高値で引けた。一方、週間ではダウが1.3%安、S&P500も0.3%安で、上昇はハイテク株に偏っている。
元記事を見る →2日の東京市場は、前日までの2日続伸の反動と米長期金利の上昇を嫌い、半導体・AI関連株に利益確定売りが出て日経平均は647円安の68,309円で引けた。9月の東京都区部CPIはコアコアで前年比3.0%上昇と物価の強さが確認されており、6日の植田日銀総裁の発言で追加利上げへの姿勢がどう示されるかが注目される。
元記事を見る →週明けの東京市場は、ナスダックの最高値更新と米半導体株高を受けて、金曜に売られた半導体・AI関連株に買い戻しが入りやすい地合いです。ただし、ドル円は157円台後半で横ばいと円安の追い風は乏しく、日経平均は6万9,000円前後の戻り高値と7万円の節目を前に上値の重さも意識されそうです。6日の植田総裁発言を控え、後場は様子見に傾く可能性もあります。
週末のため、本ブリーフの数値は2日(金)の引け値です。
2日の米国市場は、S&P500が0.73%高、ナスダック総合が1.19%高、NYダウが0.49%高と主要3指数がそろって上昇し、ナスダックは最高値を更新しました。きっかけは9月の雇用統計で、雇用者数の伸びが2.9万人にとどまり失業率も4.2%に上がったことから、10月の追加利上げ観測が後退しました。長期金利の低下はハイテク株に有利に働き、エヌビディアの最高値更新など半導体株が相場を牽引しました。
ただし、週間で見るとダウは1.3%安、S&P500も0.3%安で、上昇はAI・半導体関連に偏っています。世界的な債券安と原油高が金利や景気に敏感な銘柄の重しとなっており、相場の裾野の狭さは引き続き課題です。商品市場では、WTI原油が1.9%安の91ドル台、金先物が0.95%安の4,162ドルと、いずれも前日から下げました。
東京市場は2日、日経平均が647円安の68,309円と反落しました。週明けは米ハイテク株高を手掛かりに半導体株の持ち直しが期待される一方、国内では6日の植田総裁発言、米国では5日夜のISM非製造業景況指数と7日のFOMC議事要旨が焦点となります。