OpenAIの売上規模に疑問符、AI関連・半導体株に売り
OpenAIの年換算売上高が従来伝えられていた水準を約200億ドル下回るとの報道を受け、同社と大型契約を結ぶオラクルが5%超下落し、エヌビディアやブロードコムなど半導体株にも売りが広がりました。計算方法の違いによる面が大きいとの指摘もありますが、AI投資の回収可能性に対する警戒感が改めて意識され、ナスダックの下げが目立ちました。
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OpenAIの売上規模をめぐる報道でAI・半導体株が売られナスダックが1%超下落、ホルムズ海峡のタンカー被害拡大で原油は3%超上昇。
OpenAIの年換算売上高が従来伝えられていた水準を約200億ドル下回るとの報道を受け、同社と大型契約を結ぶオラクルが5%超下落し、エヌビディアやブロードコムなど半導体株にも売りが広がりました。計算方法の違いによる面が大きいとの指摘もありますが、AI投資の回収可能性に対する警戒感が改めて意識され、ナスダックの下げが目立ちました。
元記事を見る →ホルムズ海峡で商船への攻撃が相次ぎ、海峡を通過するタンカー数が約2カ月ぶりの低水準に落ち込んだことで、供給不安から原油先物が大きく買われました。エネルギー価格の上昇はインフレ再燃懸念を通じて米国債の売り材料にもなっています。
元記事を見る →米国でAI関連・半導体株が売られた流れを受け、東京市場でも半導体製造装置やAI関連の値がさ株に売りが先行しやすく、指数寄与度の大きい銘柄を通じて日経平均の重しとなりそうです。一方、原油高は資源・エネルギー関連には追い風となる半面、輸入物価の上昇を通じて内需株には逆風です。ドル円は157円台後半とやや円高方向で、輸出株の支援材料にはなりにくい状況です。
米国株は高安まちまちでした。NYダウは小幅高を保った一方、S&P 500は0.46%安、ナスダック総合は1.25%安と、ハイテク株の弱さが目立ちました。
下落の中心はAI関連銘柄です。OpenAIの年換算売上高が従来の報道より約200億ドル少ないとの報道が伝わり、同社の大口取引先であるオラクルが大きく売られたほか、エヌビディアやブロードコムなど半導体株にも売りが波及しました。この差は売上の計上方法の違いによるものとの見方もありますが、巨額のAI投資に見合う収益が上がるのかという疑問が改めて意識された形です。
商品市場では、WTI原油が3%超上昇し91ドル台に乗せました。ホルムズ海峡で商船への攻撃が過去最多のペースとなり、タンカーの通航が細っていることが供給不安を強めています。原油高はインフレ懸念を通じて金利の上昇圧力となり、株式のバリュエーションには逆風です。金は小幅高で、ドル円は157円台後半とやや円高に振れました。
今夜は10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されます。エネルギー高の中で家計のインフレ期待がどう変化しているかが焦点です。