AI株の売り一巡、週末前に3指数そろって反発
前日にOpenAIの売上をめぐる報道で崩れたAI・半導体株に押し目買いが入り、9日の米国株は主要3指数がそろって上昇しました。長期金利の低下も追い風となり、NYダウは0.8%高と最も強い動きでした。週明けは12日がコロンブス・デーで米債券市場が休場となるため、手がかりは乏しくなりそうです。
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週末につき市場データは9日(金)の引け値のまま。米国株は3指数そろって反発し、金は4,200ドル台を回復して週を終えました。
前日にOpenAIの売上をめぐる報道で崩れたAI・半導体株に押し目買いが入り、9日の米国株は主要3指数がそろって上昇しました。長期金利の低下も追い風となり、NYダウは0.8%高と最も強い動きでした。週明けは12日がコロンブス・デーで米債券市場が休場となるため、手がかりは乏しくなりそうです。
元記事を見る →金先物は前日比1.4%高の4,216ドルと、4,200ドル台を回復して週の取引を終えました。消費者心理の悪化や中東情勢の不透明感が残るなか、金利低下が利息を生まない金の保有コストを下げた形です。WTI原油も91ドル台と高止まりしており、インフレ懸念はくすぶったままです。
12日(月)はスポーツの日で東京市場は休場のため、9日の米国株高を東京が織り込むのは13日(火)になります。日経平均は9日に小幅安で3日続落となっており、米ハイテク株の反発が維持されれば半導体・AI関連を中心に買い戻しが入りやすい状況です。ただ、連休明けは翌14日に米9月CPIを控えるため、上値を積極的に追う動きは限られる可能性があります。
10月11日は日曜日のため、掲載している市場データは9日(金)の引け値です。
9日の米国株式市場は、NYダウが0.83%高、S&P 500が0.59%高、ナスダック総合が0.64%高と、主要3指数がそろって上昇しました。前日はOpenAIの売上規模に関する報道をきっかけにAI関連株が売られましたが、この日は下げ過ぎとの見方から買い戻しが優勢になりました。米長期金利が低下したことも、株価の割高感を和らげる材料になりました。
一方、同日発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は市場予想を下回り、エネルギー価格の高止まりや関税による物価上昇が家計の重荷になっている様子が示されました。株価が堅調な一方で消費者心理が冷え込んでいる点は、今後の景気動向を見るうえでの不安材料です。
商品市場では金が1.43%高の4,216ドルと大きく上昇し、WTI原油は91ドル台でわずかに上昇しました。ドル円は158円台前半、ユーロドルは1.12ドル台前半で小動きでした。
週明け12日は東京市場がスポーツの日、米国はコロンブス・デーで債券市場が休場となります(株式市場は通常取引)。米国では14日に9月CPI、15日に9月PPIが発表される予定で、インフレの行方と大手銀行の決算が来週の焦点になります。